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Butterflies Are Free : 9/19 台北旅行記二日目(1)

舞台鑑賞好きの私の日常。

9/19 台北旅行記二日目(1)

2009年09月28日(月) コメント:3 トラックバック:0

10:00、忠孝復興駅でYさんと待ち合わせ。
地下街を通って忠孝敦化駅方面へ向かう。
しかし、土曜の午前中とあって、ほとんどの店がまだシャッターを下ろしている。
途中、運よくあいていた靴屋さんに寄ったり、キャラクターグッズの店をウィンドー越しに眺めたり。
昼食はYさんがあらかじめ調べておいてくださったお店に行こうと、
ほどよい位置の出口から外に出る。

まず、路上で簡単なお弁当を売っている女性にYさんが道を訊く。
(私は日本語と片言英語しかできないので、会話はYさんに頼りきりなのであった。)
Yさん持参のコピーにある住所の近くまではたどり着く。
が、肝心のお店がいっこうに見つからない。
近くの店先でスタバのコーヒーを飲みながらくつろいでいる男性にYさんが尋ねる。
親切な人で、店の前まで連れて行ってくれる。
そこは私たちも一度確認した店なのだが、
どう見てもフレンチレストランで、行きたい店とは様子が違うのだ。
とにかく男性にお礼を言って別れ、
「お店、引っ越してしまったのでしょうか」
と言いながら、その通りをウロウロする。
なんとなく見覚えのある店に行き当たる。
以前、台北に来た時に、この近くを歩いたような気がするのだ。
よく見ると、そこが探していた店であった。
どうやら、香港の観光情報が間違っていたようである。
Yさんによると「そういうことは、よくある」らしい。

開店時間まで少し時間があったので、その界隈を散策する。
おしゃれなお店が多い。
が、まだ開店していない店が多く、ウィンドーショッピングである。

ジャケット、蝶ネクタイ、短めのベスト、ハーレムパンツ、といういでたち
の男子のマネキン(やや記憶曖昧)を見て
「個性的なファッションですねえ」
と驚く。
「きっとお値段高いのでしょうね。
こういう服、○仔が着そうですね。似合わないのに得意げになって」
(仔=名前の一部につける愛称。)
私は話題の主のファンだが、彼のファッションセンスには疑問を抱いているのだ。
「でも、(Sodagreenの)青峰さんなら(奇抜に見えるファッションも着こなせるので)
きっと似合いますね」
激しく同意するYさん。
他の○仔ファンには聞かせられない会話だ。

おしゃれな通りにも普通の暮らしはあるらしく、
廃品回収業者らしき車が、取り扱い品目をスピーカーから流しながらのんびりと巡回している。
自慢じゃないが、私には何を回収してくれるのかさっぱり分からない。
が、一言だけ聞き取れる言葉があった。
はっきりとした日本語で「アルミ缶」と言っているのだ。
アルミ缶は北京語(=いわゆる中国語)でも同じ発音なのか?
そうこうしているうちに、ちょうどいいころあいになったので、
「アルミ缶」を二回聞いたあたりでお目当ての店に向かう。

私は全く知らなかったのだが、台北ナビでも紹介されている店だった。

好様 VVG 餐廰

もう一軒もよさそうな雰囲気だが、今回は「ちょっぴり大人の雰囲気」のVVG TABLEへ。
テラスには若い男女が一組。
「私たちは店内でいただきましょう」と中に入る。
(大人の女子は紫外線が怖いのだ。)
こちらは先客もなく(なにしろ開店したばかり)、テーブルは選び放題だ。
出入り口に近い、開放感ある席に着く。

和食中心のお弁当セット、ブランチ(ランチだったかも)セット、どちらにするか迷った末、
共に後者を頼む。
これが大当たり!
(いや、たぶんお弁当でもおいしかったとは思うが。)
パン、ジャム、スープ、サラダ、ジュース、シャーベット、ココット、お茶、全て
たいへんおいしゅうございました!
どの料理も人工的な化学調味料の味がいっさいしないのだ。
パンには、はちみつ、チョコレートペースト、キウイジャム、リンゴジャム、が
添えられてきたのだが、「ジャムは両方とも手作りです」とのことだった。
台湾の基準から言うと若干高いお昼代だが、日本で同じような料理を頼んだら
倍は取られると思う。
料理とは関係ないが、女性店員さんの黒の縁取りのある白いワンピースが
上品でかわいらしく、目にも楽しい。

共に大満足で食事を終え、再度周囲を散策する。
Yさんは男性用のペンダントを買うように頼まれているそうで、目星をつけた店を何軒かあたる。
何軒目かの店でなんとかご希望にかないそうな品が見つかり、めでたく購入、
ほっと一安心して店を出る。
少し歩いたところで、ガラス張りのおしゃれな靴屋さんが目に入る。
「ここにペンダント置いていないかしら?」
「靴屋さんだからないでしょう」
と言いながら、店に近づく。
店先には大きな写真が貼られている。
コンバースのスニーカーを履いて、こちらを見ている若い男性。
モデルさんだからファッションもきまっている。
と思ったら……
Yさん
「これ、青峰さんですよねっ!」
まじまじと写真を見る私。

「本当だ! サインがある。」(写真の下にはSodagreen、蘇打のサインがあった。)
彼らはコンバースの宣伝をしているのか!
初めて知る事実。
(実に情報に疎いファンである。)
よく見たら、彼らの写真が写ったクリアファイルも飾られている。
「わー、これ、欲しい!」
「ここ、写真に撮りたいですね!」
話す声が半オクターブほど高くなっているのが、自分でもわかる。

普通ならここで即撮影タイムである。
しかし、ケイタイもデジカメも持たない私と、カメラ付きではないケイタイ所有者のYさん
(地元用=香港用、海外用、分けてお使いなのかもしれないが)、
という世にも稀なる二人連れなので、次の行動は
「インスタントカメラ買いに行きましょう!」
と、コンビニに走ることなのであった。

コンバースのそばにコンビニはあった。
この時ほどコンビニをありがたいと思ったことはない。
共にめでたくFUJI FILNのNight&Dayなる商品を購入、急ぎ足で戻る。
すると、店の前には大学生くらいの若い女子二人連れが立っていた。
こちらは普通にケイタイで撮影中である。
ということは、お仲間である。
「Sodagreenのファンなの?
私たちもファンなの。
今夜のコンサート行くの?
私たちも行くの。
明日も行くの?
私たちも行くの」
という、極めて有意義な会話をにこやかに交わし、
手を振って別れる。

いよいよ、我らの撮影タイム。
興奮気味にシャッターをきる大人のファン二人である。
普段は絶対にこんなことしないのに。
私は演芸の会、ライブには比較的頻繁に出かけているが、
芸人さんに「写真を撮らせて下さい」と頼んだことなど一度もないのだ。
(そもそも、カメラを持ち歩かないのだから、そんな発想が浮かぶわけもないが。)
それが、写真を写真におさめるだけで、こんなに気分が高揚するとはどういうわけだろう。
被写体に対する思い入れの大きさの違いのせいだろうか。
いやいや、相手がご本人だったら、日本の芸人さんだろうが、
Sodagreenのメンバーだろうが、恥ずかしくて頼めないのだと思う。
写真だから安心してドキドキしながら撮れるのだ。

三、四枚撮っていたら、件の女子二人連れが戻ってきて店内に入っていった。
と思ったらすぐに出てきて、店の中を指差し
「ポスター」
と教えてくれる。
「店内にポスターが飾られていますよ」ということらしい。
お礼を言って別れ、私たちも店内へ。
店員さんに「写真撮ってもいいですか?」とYさんが聞くと、頷いてくれたが、あまり嬉しそうではない。
きっと、私たちのようなお客ばかりでうんざりなのだろう。
「申し訳ないので、靴下を買いましょう」ということになる。
Yさんは二足、私は一足。
申し訳に買っているのは、店員さんにバレバレだ。
しかし、タコやイカではないので、一度に四足も五足も必要ないのだ。
まあ「靴屋なんだから靴下ではなく靴を買ってもらわなければ」
というのがコンバースの店員さんのプライドというものだろう。
しかし、「日本にもコンバースはあるし、かさばる買い物はしたくない」
というのが旅行者の本音である。
ここは靴下一足で勘弁していただくしかあるまい。

いささか浮かぬ顔の店員さんと別れ、店外へ。
Yさんによると件の女子二人組は広東語を話していたそうで、香港のファンであるらしい。
彼女たちは当然、この店を目指して来たのだろう。
偶然発見できた私たちは非常に運がいい。

思わぬ収穫を得て気分よく駅に戻る。
(途中道を聞いたりしながらだが。)
今度はそごうでお買い物。
まず、CD売り場でタオさんとSodagreenの新譜を求める。
すると、「盧廣仲と方大同のアルバムもいかがですか?」と薦められる。
前者は購入済み、後者は友人がダビングしてくれたものと思われたので、
「既に持っています」と答える。
「陶[吉吉]、蘇打を聞くお客なら、こちらも聞くだろう」という訳である。
さすがCD売り場の店員さん、お客の音楽的嗜好お見通しだ。
Sodagreenの新譜にはオマケの冊子がついていた。
嬉しい。
(Yさんは私と会う前に既に購入済みだったのだが、まとめていろんなCDを買ったら、
お店の人が忘れていたのか、オマケの冊子をつけてくれなかったそうだ。)

お次は、地階(だったと思う)に下り、夕食を調達。
地下鉄で南京東路駅へ。
コンビニで飲み物、パン屋でパイナップルケーキを買ってから、
コンサート会場近くのYさんの宿泊先ホテルにお邪魔する。

夕食は、コロッケと握りずしのような俵形おむすびのようなもの。
開場時間少し前にYさんの部屋を出る。

<二日目(2)につづく>

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#129
カテゴリ:未分類

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コメント(3件)

櫻井8号:Re: 9/19 台北旅行記二日目(1)

SGのポスターを見つけたあたりの会話と言うか描写が実に面白いです!文中にシュールにはいるしょうちょんさんのツッコミが、わたし的にはたまらない味をかもし出していますね。

  • 2009年10月06日(火)23:25:27
  • URL
櫻井8号:Re: 9/19 台北旅行記二日目(1)

文中に書かれていた「アルミ」は台湾語(元は日本語)だと思われます。台湾語のなかに、
かなり日本語の語彙が残っており、有名なのは、「おじさん」、「おばさん」、「かんばん」、「頭コンクリ(頭コンクリート、頭が固いという意味)、「あっさり」などがあるようです。参考『台湾に生きている「日本」』片倉佳文 著 祥伝社 より

  • 2009年10月06日(火)23:35:13
  • URL
しょうちょん:なるへそ(←死語の世界)

拙ブログの文をお楽しみいただきありがとうございます。
そこはかとないおかしさ、が我が理想であります。

台湾語は色々日本語の影響受けているのですね。
12月に行われる盧廣仲の台湾コンサートのCMのキャッチコピーにも
「おばさん」出てきます。
「欧洲、オバマ、おばさん」って小学生のセンスだわと思うものの、
このCMなんか笑えます。

http://www.youtube.com/watch?v=8_1Oi626Oko&feature=player_embedded


  • 2009年10月07日(水)16:52:18
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