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Butterflies Are Free : ご報告

舞台鑑賞好きの私の日常。

ご報告

2015年06月22日(月) コメント:0 トラックバック:0

JR新日本橋駅、1番出入口を出てすぐ左手にあるレンガ造りの建物。
壁一面ツタに覆われ、古色蒼然といった趣。
喫茶店のような外観だが、辺りに漂う強烈な香りでカレー専門店らしいと知る。
何度も前を通り、気になりながら、一度も入店することなく、いつの間にか閉店になっていた。

インド風カリーライス

蔦文庫 老舗カレー礼賛 刊行の辞

閉店後も建物だけは残っていたので、ツタが枯れ、徐々に色褪せる様も数年にわたって目にしていた。

某日、お江戸日本橋亭に向かうべく、久しぶりにJR新日本橋駅の通路を通ったところ、
「1番出入口閉鎖のお知らせ」
という張り紙が目に入る。
「JPビル解体及び立替工事に伴い1番出入口を閉鎖します。
(2015年7月1日~2018年6月末日予定)」
とのこと。

「7月以降はこの出入口は使えなくなるのか」と思いながら階段を上がると、
地上の1番出入口付近は白い塀で囲まれ、レンガ造りの建物は跡形もなく消えていた。
かつての名残と言えば、塀の隙間からわずかに覗く茶色く干からびた葉くらいか。
独特の風情のある建物だったので、誰かが居抜きで引き継いでくれることをひそかに期待していたのだが、
時の流れには逆らえなかったと見える。

営業当時の常連さんには寂しく悲しいニュースだろう。
しかし、店の前を何度も通り過ぎたものの、一度も中に足を踏み入れたことのない、
中途半端な立場の人間には、そこまでの思い入れはない。
ゆえに、この事実を大いに嘆くことはできない。
そんな真似をすれば、どこかうそ臭い、ずうずうしい行為に映るはずだ。
けれども、あの界隈を歩くとき、目的地に向かうための特徴的な目印がなくなってしまったのは、やはり残念だ。
私以外にも、あの建物を目印にしていた人は多いと思うので、ここにご報告した次第。


参考記事(1)

参考記事(2)


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以下、全く別件。

二週続けて小ゑん師匠の高座を聞く。
やはり面白い。
小ゑん師匠には中年男子のかわいらしさを感じる。
東の小ゑん師匠、西の雀三郎師匠が、
私にとって、かわいらしい中年男子の代表。
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カテゴリ:未分類

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