2015年12月22日(火) コメント:0 トラックバック:0
12/10~12/14まで、四泊五日で台北に行ってきました。
目的は蘇打綠のライブ「故事未了」の鑑賞。
12/11~12/13の全三日公演拝見。
複数のお友達のご協力を得て、すばらしい体験をすることができました。
みなさん、ありがとうございます。
以下、ライブの覚書です。
前作(「秋 故事」)及び最新作(「冬 未了 Winter Endless」)の収録曲を軸にすえた構成。
共演は、「冬」で協力を得たGerman Pops Orchestra。
舞台は360度全方位型の造り。
↓
ステージ&客席
黒い実線がステージ上の通路として使われ、ボーカルやギター等移動可能な楽器担当のみなさんは、
その都度位置を変えて歌唱、演奏。
ピアノ、ドラムは上の図で言えば、上下に位置する半月形の部分に設置されていた。
そして四分割された円形部分がオーケストラのスペース。
18:30開場、19:30開演のライブだったが、19:00~19:30まで、なにやらお楽しみ映像が上映される、との情報を
初日公演の直前に得る。
どんな映像かと期待を胸に開場早々に席に着く。
すると、舞台の真ん中に巨大な円筒形のスクリーンが設置され、
「2015 蘇打綠 故事 未了」という文字が映し出されていた。
それが、19:00になると、からくり時計の画面に変わり、オルゴール音に会わせてスクリーン上をぐるぐると回転し始めた。
(からくり時計は↓のMVのイメージ。
故事)
そして、五分おきにさまざまな人形(蘇打綠のバンドメンバーだったり、別の人物だったり)が現われ、
その都度色んなユーモラスなパフォーマンスをしてくれる。
開演時間前に現われる人形は、蘇打綠とオーケストラメンバー。
(無論、これらはすべて映像で表現されている。)
いよいよ19:30になると、蘇打綠、オーケストラメンバーご本人たちが、それぞれの出入り口から登場。
観客に拍手で迎えられる。
件の円筒形スクリーンは上昇し、演者は定位置へ。
ライブの様子は、例えばこんな具合。
↓
ステージ写真(例1)
ステージ写真(例2)
(途中、若い楽団が参加する場面もあり。)
ステージ写真(例3)
ステージ写真(例4)
(こちらも胸が熱くなる。)
ステージ写真(例5)
(みなさんの笑顔がすてき。左端の方はサポートメンバーのギタリストさん。)
ステージ写真(例6)
(公式サイトのfacebookの写真。「次へ」をクリックすると何枚かご覧になれます。)
円筒形スクリーンは時に応じて、上昇したり下降したり、また、楽曲にあわせた映像作品を映したり、
ステージ上の様子を映したりと大活躍。
とても洗練された舞台装置だ。
ステージ中央の通路も、円(○)と無限大(∞)を重ね合わせたような形がシンプルで美しい。
おそらく最新アルバムのタイトル、Endlessを象徴する意味もあるのだろう。
(見当外れでしたらごめんなさい。)
蘇打綠のライブの舞台美術はとても優れていると毎回感心しているのだが、
今回は特にそう感じた。
彼らのステージは、音楽と文学と美術が融合した総合芸術だと深く感じ入る。
初日と二日目は曲順に若干の変更はあったものの、
大きな違いはなかったと記憶している。
二日目、青峰さんは
「事前に無断撮影禁止と断っているのに、
昨日も写真を撮っている人がいたよね」
と、注意をなさっていた。
(と、一緒に拝見した方に教えていただきました。)
前例のない試みをしたコンサートだったせいか、
「マスコミは色々書くけれど
(「アンコールもないあっさりしたコンサート」みたいな
記事が出ていた模様。)
僕らは他の人がしていないことをしているんだ」
というようなことをおっしゃっていた。
ここで、お客さんが賛同の意味で大拍手、大歓声をおくっていた。
(この部分だけは、なぜか私も意味がわかった。)
終演後、一緒に拝見した方とも話したのだが、
(記者がどういう記事を書こうが)、
アンコールがないコンサートをお客さんは不満に感じてはいなかったし、
十分に蘇打綠の意図は汲んで堪能していたと思う。
演者( 蘇打綠、オーケストラのみなさん)、お客さんは
全てわかった上でライブを共有していたと思う。
わかっていないのはマスコミ側だけだろう。
初日、二日目、三日目と通してみると、
演者が徐々にリラックスして表情が柔らかくなっているように感じられた。
特にオーケストラメンバーのみなさんは、お客さんの反応がいいので
安心されたのか、日に日に笑顔が増え、 蘇打綠との共演を心から
楽しんでいらっしゃるように見えた。
予定プログラムが終了後、 初日、二日目は、主に青峰さんが話されたのだが、
最終日は蘇打綠のメンバー一人一人がスピーチされた。
阿ゴンさんはオーケストラのみなさんにもわかるように英語で。
「このコンサートのスコアを書くのに一年かけた。
また、ステージではピアノを弾いたり、ビオラを弾いたり、演奏もしなければならず、
とても大変だったけれど、夢は叶うのだとわかった」
と最初に言われ、オーケストラのみなさん、指揮者さん、
コンサートマスターさん等に感謝なさっていた。
他にもわかりやすい英語でスピーチなさったのだが、
細かい部分は忘れてしまった。
阿ゴンさんの苦労は蘇打綠のメンバー、お客さんもよくわかっているので、
「夢は叶う」というところで、大きな拍手が贈られた。
指揮者さんもやはり英語でスピーチされた。
「(蘇打綠と台湾で共演するという)稀有な経験をさせてもらえて、とても感謝している。
(↓ここは中国語で)
我[イ門]愛蘇打綠。我[イ門]愛台湾。
また、みなさんとお会いしたい」
というようなことをおっしゃっていた。
その後に、青峰さんに促された
(とてもシャイらしい)サポートメンバーのギタリストの方は、
(阿ゴンさんが英語でスピーチされたので)
「My English is very poor.」
とおっしゃる。
すると、青峰さん、すかさず、
平泳ぎのようなジェスチャーをしながら
「My English is swimming pool.」と
彼の発音のおぼつかなさを茶目っ気たっぷりに指摘。
(「君のその発音じゃ、こういう意味になっちゃうよ」ということでしょう。)
次は小威さんの番だったのだが、最初に
「My English is swimming pool, too.」
と受けていた。
家凱さんは青峰さんにステージの真真ん中に連れて行かれ、
ここでスピーチをと促される。
家凱さん、青峰さんが隣にいていくれるものと思っていたら、
「Good bye!」と他のメンバーが並んでいる場所に走り去られ、
一人取り残されてスピーチをする羽目に。
他のメンバーは身を寄せ合って仲良しなのを強調、
家凱さんは独りぼっち、みたいな演出をなさっていた。
もちろん冗談でなさっているので、お客さん大笑い。
家凱さんは一人でも健気にスピーチなさっていた。
三日目は、みなさん感動で涙ぐむ場面が多かった気がする。
お辞儀の時間も長かったような。
お客さんも演者が退場するときにずっと手を振っている人が多かった。
蘇打綠の後にオーケストラメンバーが退場という順だったが、
蘇打綠、オーケストラ、区別せずに、一人一人の顔を見ながら
手を振っていて、とてもいいお客さんだと思う。
オーケストラのみなさんも、とても感動しているようだった。
難しいとは思うが、他の会場でももう一度くらい、共演が見たいものだ。
ライブ鑑賞目的で台湾に行くたびに、台湾っていいな、 蘇打綠ていいなと
思うののだが、今回のライブで、さらに台湾、蘇打綠を好きになった。
蘇打綠と同じ空間にいて、彼らの曲を浴び、その純粋さに浸る。
私にとって、これ以上の幸せはない。
ライブの最中、しみじみそう感じていた。
目的は蘇打綠のライブ「故事未了」の鑑賞。
12/11~12/13の全三日公演拝見。
複数のお友達のご協力を得て、すばらしい体験をすることができました。
みなさん、ありがとうございます。
以下、ライブの覚書です。
前作(「秋 故事」)及び最新作(「冬 未了 Winter Endless」)の収録曲を軸にすえた構成。
共演は、「冬」で協力を得たGerman Pops Orchestra。
舞台は360度全方位型の造り。
↓
ステージ&客席
黒い実線がステージ上の通路として使われ、ボーカルやギター等移動可能な楽器担当のみなさんは、
その都度位置を変えて歌唱、演奏。
ピアノ、ドラムは上の図で言えば、上下に位置する半月形の部分に設置されていた。
そして四分割された円形部分がオーケストラのスペース。
18:30開場、19:30開演のライブだったが、19:00~19:30まで、なにやらお楽しみ映像が上映される、との情報を
初日公演の直前に得る。
どんな映像かと期待を胸に開場早々に席に着く。
すると、舞台の真ん中に巨大な円筒形のスクリーンが設置され、
「2015 蘇打綠 故事 未了」という文字が映し出されていた。
それが、19:00になると、からくり時計の画面に変わり、オルゴール音に会わせてスクリーン上をぐるぐると回転し始めた。
(からくり時計は↓のMVのイメージ。
故事)
そして、五分おきにさまざまな人形(蘇打綠のバンドメンバーだったり、別の人物だったり)が現われ、
その都度色んなユーモラスなパフォーマンスをしてくれる。
開演時間前に現われる人形は、蘇打綠とオーケストラメンバー。
(無論、これらはすべて映像で表現されている。)
いよいよ19:30になると、蘇打綠、オーケストラメンバーご本人たちが、それぞれの出入り口から登場。
観客に拍手で迎えられる。
件の円筒形スクリーンは上昇し、演者は定位置へ。
ライブの様子は、例えばこんな具合。
↓
ステージ写真(例1)
ステージ写真(例2)
(途中、若い楽団が参加する場面もあり。)
ステージ写真(例3)
ステージ写真(例4)
(こちらも胸が熱くなる。)
ステージ写真(例5)
(みなさんの笑顔がすてき。左端の方はサポートメンバーのギタリストさん。)
ステージ写真(例6)
(公式サイトのfacebookの写真。「次へ」をクリックすると何枚かご覧になれます。)
円筒形スクリーンは時に応じて、上昇したり下降したり、また、楽曲にあわせた映像作品を映したり、
ステージ上の様子を映したりと大活躍。
とても洗練された舞台装置だ。
ステージ中央の通路も、円(○)と無限大(∞)を重ね合わせたような形がシンプルで美しい。
おそらく最新アルバムのタイトル、Endlessを象徴する意味もあるのだろう。
(見当外れでしたらごめんなさい。)
蘇打綠のライブの舞台美術はとても優れていると毎回感心しているのだが、
今回は特にそう感じた。
彼らのステージは、音楽と文学と美術が融合した総合芸術だと深く感じ入る。
初日と二日目は曲順に若干の変更はあったものの、
大きな違いはなかったと記憶している。
二日目、青峰さんは
「事前に無断撮影禁止と断っているのに、
昨日も写真を撮っている人がいたよね」
と、注意をなさっていた。
(と、一緒に拝見した方に教えていただきました。)
前例のない試みをしたコンサートだったせいか、
「マスコミは色々書くけれど
(「アンコールもないあっさりしたコンサート」みたいな
記事が出ていた模様。)
僕らは他の人がしていないことをしているんだ」
というようなことをおっしゃっていた。
ここで、お客さんが賛同の意味で大拍手、大歓声をおくっていた。
(この部分だけは、なぜか私も意味がわかった。)
終演後、一緒に拝見した方とも話したのだが、
(記者がどういう記事を書こうが)、
アンコールがないコンサートをお客さんは不満に感じてはいなかったし、
十分に蘇打綠の意図は汲んで堪能していたと思う。
演者( 蘇打綠、オーケストラのみなさん)、お客さんは
全てわかった上でライブを共有していたと思う。
わかっていないのはマスコミ側だけだろう。
初日、二日目、三日目と通してみると、
演者が徐々にリラックスして表情が柔らかくなっているように感じられた。
特にオーケストラメンバーのみなさんは、お客さんの反応がいいので
安心されたのか、日に日に笑顔が増え、 蘇打綠との共演を心から
楽しんでいらっしゃるように見えた。
予定プログラムが終了後、 初日、二日目は、主に青峰さんが話されたのだが、
最終日は蘇打綠のメンバー一人一人がスピーチされた。
阿ゴンさんはオーケストラのみなさんにもわかるように英語で。
「このコンサートのスコアを書くのに一年かけた。
また、ステージではピアノを弾いたり、ビオラを弾いたり、演奏もしなければならず、
とても大変だったけれど、夢は叶うのだとわかった」
と最初に言われ、オーケストラのみなさん、指揮者さん、
コンサートマスターさん等に感謝なさっていた。
他にもわかりやすい英語でスピーチなさったのだが、
細かい部分は忘れてしまった。
阿ゴンさんの苦労は蘇打綠のメンバー、お客さんもよくわかっているので、
「夢は叶う」というところで、大きな拍手が贈られた。
指揮者さんもやはり英語でスピーチされた。
「(蘇打綠と台湾で共演するという)稀有な経験をさせてもらえて、とても感謝している。
(↓ここは中国語で)
我[イ門]愛蘇打綠。我[イ門]愛台湾。
また、みなさんとお会いしたい」
というようなことをおっしゃっていた。
その後に、青峰さんに促された
(とてもシャイらしい)サポートメンバーのギタリストの方は、
(阿ゴンさんが英語でスピーチされたので)
「My English is very poor.」
とおっしゃる。
すると、青峰さん、すかさず、
平泳ぎのようなジェスチャーをしながら
「My English is swimming pool.」と
彼の発音のおぼつかなさを茶目っ気たっぷりに指摘。
(「君のその発音じゃ、こういう意味になっちゃうよ」ということでしょう。)
次は小威さんの番だったのだが、最初に
「My English is swimming pool, too.」
と受けていた。
家凱さんは青峰さんにステージの真真ん中に連れて行かれ、
ここでスピーチをと促される。
家凱さん、青峰さんが隣にいていくれるものと思っていたら、
「Good bye!」と他のメンバーが並んでいる場所に走り去られ、
一人取り残されてスピーチをする羽目に。
他のメンバーは身を寄せ合って仲良しなのを強調、
家凱さんは独りぼっち、みたいな演出をなさっていた。
もちろん冗談でなさっているので、お客さん大笑い。
家凱さんは一人でも健気にスピーチなさっていた。
三日目は、みなさん感動で涙ぐむ場面が多かった気がする。
お辞儀の時間も長かったような。
お客さんも演者が退場するときにずっと手を振っている人が多かった。
蘇打綠の後にオーケストラメンバーが退場という順だったが、
蘇打綠、オーケストラ、区別せずに、一人一人の顔を見ながら
手を振っていて、とてもいいお客さんだと思う。
オーケストラのみなさんも、とても感動しているようだった。
難しいとは思うが、他の会場でももう一度くらい、共演が見たいものだ。
ライブ鑑賞目的で台湾に行くたびに、台湾っていいな、 蘇打綠ていいなと
思うののだが、今回のライブで、さらに台湾、蘇打綠を好きになった。
蘇打綠と同じ空間にいて、彼らの曲を浴び、その純粋さに浸る。
私にとって、これ以上の幸せはない。
ライブの最中、しみじみそう感じていた。
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