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Butterflies Are Free : 自作チラシついて考える、の心だ

舞台鑑賞好きの私の日常。

自作チラシついて考える、の心だ

2016年07月20日(水) コメント:0 トラックバック:0

今年も二人会開催いたします。
詳細は後日発表。

毎度のことながら悪戦苦闘の日々を経て、ようやくチラシ完成。
とりあえず、めでたい。
毎回、アイディアが浮かぶかどうか、そして、そのアイディアが具体的な形になるかどうか、不安なのだ。
だから、曲がりなりにも、完成しただけでもめでたいのである。

出来ばえについては、正直に言って、心残りな点が随所にある。
理想と現実の間には、♪深くて暗い川がある~のだ。

理想はシンプルで美しいデザイン。
武井武雄や安野光雅や和田誠の作品のような。(敬称略)
が、現実は、あちこちほころびのある残念な仕上がり。
作者の能力がその程度だから仕方がない。
反省点は今後に生かそう。

それはそれとして、今回、完成した原稿をじっくり見て気がついたのは、
自分は花森安治氏の影響を受けているということ。
と言っても、完成したものが、氏の作品と同レベルだというわけではない。
「ビートルズ好き」を公言するミュージシャンの楽曲が、
ビートルズの作品同様にすばらしいとは限らない。
いや、むしろ、そうでないことも多い。
それと同じ理屈だ。

つまり、完成したチラシの出来不出来、成熟度の高低は別にして、
どうやら、私の中には花森氏の作品のエッセンスが無意識のうちに沁み込んでいる
ようなのだ。

我が家は、暮らしの手帖を創成期から(すなわち私が生まれる前から)購読していた家庭であった。
ゆえに、私は、花森氏が手がけた表紙画や挿絵やあの独特の字体を、それと気づかぬままに
幼い頃から目にしていた。
そして、小学校の中学年からは熱心な読者となり、毎号、暮らしの手帖が届くのを楽しみにするようになった。
(定期購読者には書店員さんが自転車で配達してくれたものだ。)

花森氏の手による絵や文字、また紙面のレイアウトの美しさに気づいたのは、
もう少し後になってからだ。
だが、物心つく前から、暮らしの手帖が当たり前のように身の回りにあったおかげで、
大げさに言えば自分なりの美の基準のようなものが、
知らず知らずのうちに培われていたのではないかと思う。

つまり、私は花森氏の作品のような美しいものを好むのだ。
ただし、そのような美しいものを生み出せるわけではない。
そこが、素人の悲しさである。

最終的に出来上がった我がチラシ、作者の目には、花森氏の作品が透けて見えるけれど
おそらく他人様の目には、泉屋のクッキーの缶と、千鳥屋のチロリアンの缶と、雪印のバニラブルーのカップ
が映るのではないかと思う。
どれも好きなデザインだが、作成時は特に意識していたわけではない。
無論、真似、パクリなどとんでもない。
きっと、暮らしの手帖と同じく、子供時代からの刷り込みがあったのだろう。

ともかく、チラシ作成中に好んで見ていたのが、
絵本の挿絵、お菓子やマッチ箱のパッケージ、琺瑯看板、昔の家電のデザイン、
というものだったせいか、演芸会のチラシらしからぬテイストになっている点は
相変わらずである。




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