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Butterflies Are Free : 比類ない音楽

舞台鑑賞好きの私の日常。

比類ない音楽

2017年10月16日(月) コメント:0 トラックバック:0

今年も(私にとって)ヴェネツィア室内合奏団コンサートの季節がやってきた。
(公式サイト

Interpreti Veneziani
9/30~10/4の来日公演、全五公演のうち四公演鑑賞。
プログラムは二種類。

以下、ほぼ自分のための覚書。
(ここまで、昨年の同時期の記事とほぼ同じ文面。)

<10/1、10/2のプログラム>

一部:トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ 「ヴァイオリン協奏曲」
    アントニオ・ヴィバルディ 「ヴァイオリンとチェロのための協奏曲」
    ジュゼッペ・タルティーニ 「ヴァイオリン協奏曲」

二部:ヨハン・セバスティアン・バッハ 「フーガ」
    アントニオ・ヴィバルディ 「ヴァイオリン協奏曲 ラ・ストラヴァンガンツァ」
   アントニオ・ヴィバルディ 「チェロ協奏曲」
    ニコロ・パガニーニ 「24のカプリース作品1」

<9/30、10/3、10/4のプログラム>

一部:アントニオ・ヴィバルディ 「四季」全曲

二部:ピエトロ・ドメニコ・パラディージ 「トッカータ」
    ジュゼッペ・タルティーニ 「チェロ協奏曲」
    アントニオ・ヴィヴァルディ 「ラ・フォリア」

私が鑑賞した四公演中三公演はアンコールたっぷり。
(最終日は会場の事情なのか、終演後になんらかの予定があったのか、曲数控えめ。)

<ヴェネツィア室内合奏団を知らない人生とは、ヴェネツィア室内合奏団を知らない分だけ損をしている人生だ。
それだけ、味気なく、彩が薄く、退屈な人生だ。
他人(ひと)様がどう思われようが、この際、どうでもよろしい。
私はそう信じているのだ。
だから、来日公演のお知らせを目にしたら、ためらうことなく即チケットゲット、というのがここ数年の習わしだ。
叶うことなら、彼らの地元、ヴェネツィアの教会で演奏を聴いてみたい、というのが目下の夢である。

彼らの音楽を聴いていると、魂ごと持っていかれるような心持になる。
これほどすばらしい世界を知ってしまうと、
わが身を煩わす、人、出来事も、もう、どうでもよいと思えてくる。 >

上記は昨年の記事の一部だが、この気持ちは全く変わりがない。
ただ、来日されるメンバーや人数は、毎年微妙に変化するので、
上演中に受ける印象は、毎回全く同じというわけではない。
特にソロパートでは、当然のことながら、演奏者の個性を強く感じる。
(無論、全員がソリストとして一流の腕を持った方々なので、どなたの演奏もすばらしく、
感動的なのは言うまでもない。)

割と常連のようにいらしていたニコラ・グラニッロ氏が、今年は参加されていなかったのが、
ちょっと残念だった。
私は彼の演奏が好きなのだ。
しかし、今年はジャコベ・ステヴァナート氏の演奏が、アンコールも含めてたっぷり聞けたので
その点は嬉しかった。

(関心を持たれた方は、ファンクラブのfacebookの映像や、動画サイトの映像をご覧ください。)

ヴェネツィア室内合奏団日本ファン・クラブ Interpreti Veneziani Fan Club in Japan

参考動画

Interpreti Veneziani

それから、同じプログラムであっても、会場によって音の響きは随分異なるということも強く感じた。
多目的ホールは、音が空間に散ってしまうというか、壁に吸い込まれていってしまうというか、100パーセント客席に
届いていないような、もどかしさを覚えてしまう。
やはり、クラシック専用のホールの方が心地よく、自然な音がすると思う。
そういう意味では、今回、イタリア文化会館のアニェッリホールで聞けなかったことが、まことに残念だ。
(会場と公演日程の都合がうまく合わなかったのだろうか?)
次回は、ぜひ、アニェッリホールで開催していただけるよう、関係者の皆様に切にお願い申し上げます。
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